具体的な解決事案情報

14級9号:顎関節神経症状(10代男性・茨城県)

【事案】

友人が運転するバイクのタンデムシートに搭乗中、多重事故に巻き込まれて転倒し顎を強打したもの。

 

【問題点】

1.事故後一貫する顎関節部神経症状の評価がどの様になされているか・・・

2.顎関節機能(そしゃく)障害や痛みの神経症状が後遺障害として想定され、被害者の心情を察するに、最終的に何か一つでも等級認定を受けて事故を終わりにしたいが・・・

 

【証明ポイント】

1.顎関節部の神経症状について主治医からは関節円板の脱出が指摘されており、医師面談の結果、顎を動かしながらのMRI撮影で立証しようということで話がまとまった。噛み合わせには問題はなく、固いものが噛めない等の顎関節機能(そしゃく)障害も見られないことから、後遺障害認定に向けての対応は、当初より痛みの神経症状に狙いを絞る。この場合には非該当~12級13号までの可能性が考えられるが、下記MRIによる画像所見の程度から14級9号が相当級と考えられた。

ibaraki-10-1.pngのサムネイル画像  ibaraki-10-2.pngのサムネイル画像

過不足の無い後遺障害診断書の作成を受け、無事に14級9号が認定された。

 

2.痛みの神経症状だけでは非該当の可能性もあるため、他に何か認定に繋がる障害は無いかと経過診断書・診療報酬明細書を読み込んだところ、顎の傷を治療した記録が確認できた。顎髭に隠れてしまうため本人も忘れていたという顔面線状痕(傷痕)は、髭を落として計測したところぴったり3㎝であった。これにより、痛みの神経症状に加えて、顔面線状痕を後遺障害12級14号として認定された。

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